みなさん、タイ語はどうやって勉強してますか?ひとそれぞれ方法はあると思いますが、一番重要なのは勉強を継続することですよね。継続するためには、勉強するモチベーションを維持することが非常に重要です。
一般的にモチベーションを維持するための方法としては、外発的動機付けと内発的動機付けがあると言われています。
外発的動機付けは、タイ語の勉強に例えると、タイ語の資格を取得することで給料が増えるとか、タイ語を話せるようにならないと仕事ができないなど、外部から与えられるものを目標としてモチベーションを得る方法です。
一方で内発的動機付けは、タイのドラマを理解できるようになりたい、タイ人と会話できるようになりたいなど自分自身の内から生まれる欲求からモチベーションを得る方法です。
タイ赴任されている方で業務上タイ語を使って話さないといけないなど、仕事としてタイ語を勉強することをある意味強いられている状況であれば、その状況に応じてモチベーションを維持することができます。
孟子が「水は低きに流れ、人は易きに流れる」と言ったように、水は自然と低いほうに流れるように人は安易な方を選びがちですよね。勉強しないといけないと分かっていても、さぼったり安易な方に流れてしまうことが多いです。
そのため、外発的動機付けがある人にも自分で好きなことを見つけて内発的動機付けを行うことをお勧めします。例えば、音楽を聴くのが好きな人はタイ音楽を聴いてみるのはどうでしょうか?
タイ、特にバンコクには多くのバーがあって、純粋にお酒を楽しむような場所から食事と音楽を楽しめるレストランバーやアマチュアからプロまで毎日ライブを開催しているミュージックバーなどもあります。
有名なアーティストは、もちろん大きいコンサート会場でライブを開催することもありますが、大人でお酒を楽しめる方であれば友達とバーで開催されるライブコンサートに行ってみるのはどうでしょうか。
どれくらい有名なアーティストのコンサートを楽しめることができるか、という例なのですが、THE GUITAR MAG AWARDのBest Female Artist Of The Yearを2022年と2023年連続で受賞している今一番有名と言える女性アーティスト、BowkyLion(ボギーライオン)もバーでライブコンサートを開催してます。


BowkyLionは2015年のThe Voice Thailandという音楽オーディション番組からデビューしたのですが、非常にきれいな歌声を持っているのはもちろんのこと、さらにすごいのが作詞作曲まで手掛けていることができる才能溢れるアーティストです。
BowkyLionと同じようにThe Voice Thailandでデビューして、THE GUITAR MAG AWARDのBest Male Artist Of The Yearを受賞したことがあるNont Tanont(ノン タノン)にも曲を提供しています。個人的には、BowkyLionが歌うNont Tanontの”โต๊ะริม (melt)”という曲がすごく好きです。
Nont Tanontのライブコンサートも行ったことがあるのですが、彼の人気はすさまじいですね。彼が”โต๊ะริม (melt)”を歌い始めたときには全員がスマホを使って録画・写真撮影してました。
タイでライブコンサートに行くと、日本と同じですがサビの部分などみんなで歌って盛り上がることが多いです。なので、タイ語の勉強のためにも好きな歌の歌詞を覚えて友達とライブコンサートに行くと盛り上がるので本当にお勧めです。
例えば、NONT TANONTの”โต๊ะริม (melt)”はこのブログでもタイ語の発音記号(カラオケ)と英語翻訳した文字を載せていますので、この曲が気に入った人はぜひ歌えるようになってライブコンサートに行ってみてください。
BowkyLionとNont Tanontのライブコンサートの動画を紹介しましたが、本人が歌うライブコンサート以外のレストランバーやミュージックバーでは日々アマチュアバンドによるライブを聴きながら食事とお酒を楽しむことができます。
アマチュアバンドの場合は好きな曲名を紙に書いてリクエストすることができるので、タイ語の読み書きを勉強している人はお気に入りの曲名を書けるようになっておくとさらに楽しめると思いますよ。